今まで使っていたものよりもサイズが大きく、本人もお気に入りみたいで、毎日のようにお茶をグビグビとたっぷり飲んでくれています。
今日なんかも、あまりにも飲みっぷりがいいので嫁さんと「めちゃくちゃ飲むよね」って話していたんですが、その時こんな言葉がふと私の頭の中をよぎりました。
『そういえば、水分の取り過ぎるのは逆に体に良くないって何かで読んだ気がするなぁ・・・』
思わず口に出して嫁さんにも伝えてみたんですが、嫁さんはあまり「飲ませ過ぎは良くない」という認識は無かったみたいで驚かれてしまいました。
しかも私も記憶が曖昧なので、あまりハッキリとしたことも言えません。
それなら調べるっきゃない!
ということで、「子供がたくさん水分を摂ることは良い?悪い?」というテーマで調べてみました。
そして、さっそくですが結論を言います!
(適切な範囲内の量で)なるべくたくさん水分を摂ったほうがよい!
これについては、ベビー用品会社【Pigeon(ピジョン)】が運営されている育児情報サイト「ピジョンインフォ」に、かなり丁寧に説明がかかれていましたので、その中の一部分を抜粋して紹介したいと思います。
~引用ここから~
人間の体内には多くの水分があって様々な働きをしており、不足すると体の調子が悪くなってしまいます。
赤ちゃんの体は、構造的に大人よりも多くの水分を必要とします。新陳代謝が激しいので、たくさん汗をかきますし、他にも、角質の薄い皮膚から蒸発する水分、涙、1日何回もの排尿、これだけでも補給の必要性は一目瞭然です。
赤ちゃんの体が、たくさんの水分を必要とする理由は、大まかに分けると下記の3つとなります。
赤ちゃんの体重の約70%は水分です。新生児の場合は約80%。それに対して大人は約60%となります。赤ちゃんの肌がみずみずしいのも、なるほどとうなずけますね。体の機能が円滑に働くためには、これらの水分量を常に一定に保つ必要があります。赤ちゃんは水分量の割合が高いため、それを補給する必要性は大人よりも高くなるのです。
赤ちゃんは新陳代謝が活発です。1日に失う水分量を体重1㎏あたりで計算すると、なんと大人の約3倍もの数値に。たくさん汗をかき、何回もおしっこをするだけでなく、角質層が薄いため皮膚の表面から蒸発する水分や、吐き出す息から失われる水分の割合も、大人より多いのが特徴です。他にも、よだれや涙で失われる水分もありますね。このようにして失われる水分を補うだけの量が、毎日必要となるのです。
赤ちゃんは腎臓の機能が未熟です。大人のように、少ない水分で血液中の老廃物をろ過することが出来ず、老廃物が凝縮した濃いおしっこを作ることが出来ません。そのため、たくさんの水分を使って老廃物をろ過し、薄いおしっこを何度も排泄するのです。水分が不足すると、腎臓に負担がかかります。失われた水分は、すみやかに補給しましょう。
~引用ここまで~
引用元:http://pigeon.info/m_feature/drink/
すごく分かりやすいですよね!(さすがPigeonさん)
こういう風にちゃんと説明書きがあると、「多めに飲ませても良いんだな」と安心できます。
ちなみに、これを読んだ皆さんは「じゃあ具体的にどの位の量飲ませたらいいの?」って思われるのではないでしょうか?
そんな疑問にもちゃんと回答してくれています!
~引用ここから~
具体的に何を飲ませるのか、どれくらい飲ませればいいのかを、月齢にそってお話しします。
1日に必要な水分量は月齢によって違います。
生後3カ月だと140~160ml/kgなので、体重5kgなら700~800mlが目安に。ただし、これには授乳量も含まれるので、授乳だけで足りていることが多いものです。
1歳になると120~135ml/kgに。体重が増え、離乳食で授乳量が減るため、水分補給が必要となります。1回の量は60~100ml程度で、与えるものは湯冷ましや麦茶が理想的。ほうじ茶は赤ちゃん用ならOKです。イオン飲料は、たくさん汗をかいた時などに。果汁は水分補給のためでなく、おやつ感覚のお楽しみで。いずれも飲み過ぎると授乳や離乳食に影響してしまいます。
~引用ここまで~
引用元:http://pigeon.info/m_feature/drink/ (上と同じです)
なるほど、つまり息子のように1歳児で体重約11kgの場合は、ざっくり1日1.5リットルくらいは必要な水分量ってことですね。勉強になります。
息子がいくら大量に飲むとは言っても、多くてもせいぜい2リットル弱だと思いますし、そう考えたら十分適切な範囲内なのかなと思いました。
ちなみに、本家サイトには他にも「赤ちゃんの水分不足のサイン」や「水分補給のタイミング」、「赤ちゃんにNGな飲み物」などの情報が、更に詳しく書かれていますので、ぜひご一読ください★
さて、最後に皆さんが気になっていたであろうもう一つのキーワードについて触れたいと思います。
【なぜ結論で「適切な範囲内の量で」とカッコ書きを入れたのか】
その理由としては、「異常な量の水分を飲んだ場合は危険」だからです。
いくら水分が必要な赤ちゃんでも、限りなく水を飲ませれば良いという事はありません。
やはり限度はあります。
では実際に飲ませすぎるとどうなるかというと・・・「水中毒」になる恐れがあります!
Wikipediaさんによりますと・・・
~引用ここから~
水中毒(みずちゅうどく、Water Intoxication)とは過剰の水分摂取により生じる低ナトリウム血症を起こす中毒症状である。
症状 [編集]
~引用ここまで~
引用元:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E4%B8%AD%E6%AF%92だそうです。
但し、この病気は統合失調症の患者などに多いようなので、おそらく尋常じゃない量の水を飲んだ場合に起こりうる病気であって、一般的にはそこまで心配しなくてもよいものと思われます。
医者じゃないので断言はできません。参考程度で(汗)
ただ、まだ加減することを知らない幼児や赤ちゃん達ですので、知らないうちにガブガブと飲み過ぎてしまい、軽度の症状が出ることもあるかもしれません。
(実際にスポーツドリンクを飲ませて水中毒を起こした子供の事例もあるようです)
あまり心配要らないとはいえ、ある程度は水分量の管理もしてあげる必要はありそうですね。
みなさんもお気をつけください。
余談ですが、今日は久しぶりに「情報発信ブログ」っぽかったなと思いました(笑)
いつも息子の写真ばかりで終わってしまうので、たまにはこういう記事を書けるように頑張りたいと思います!
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