本日取り上げるテーマはこちらっ!
『イクメンはリストラのターゲットになりやすい!?』
積極的に育児参加しようとする世のサラリーマンパパ達にとっては、ちょっと「ドキッ」としてしまいそうな話ですよね(苦笑)
果たしてその内容とは!?
以下、【日刊SPA!】様のサイトより記事を一部抜粋して紹介します。
最近は女性社員の育児休業取得はもはや当たり前。男性社員の育休取得率も昨年度は2.6%にまで上昇し、過去最高を更新した(厚生労働省「平成23年度雇用均等基本調査」より)。仕事一筋ではなく、「ワーク・ライフ・バランス」を重視する「イクメン」は女性からも子供からも大人気。しかし、「企業が本気でイクメンを歓迎しているか?」というと、残念ながらそうとは言えないのだ。「イクメンというだけで即リストラ候補というわけではありませんが、凡人は長時間働かないことには、そう簡単に成果は出ない。だから、残業もせず早々に帰宅する社員は、結果としてリストラ候補になりやすいのです」そう語るのは雇用問題に詳しいジャーナリストの溝上憲文氏。さらに溝上氏は「共働きのイクメンは危ない」とも指摘する。「以前は、リストラしてしまうと、家族持ちのほうが被害甚大だと情状を考慮され、身軽な独身が切られる傾向にあった。しかし今は逆。『奥さん、働いてたよね?』なんて言われて切られるパターンが増えているように感じます」イクメンの多くは、奥さんがワーキングマザーの共働き。一家の稼ぎ手が一人じゃないからと、「リストラしても路頭に迷わない」と思われる場合があるのだ。~以下略~
記事・画像引用元:http://nikkan-spa.jp/372989
--------------------------------------------------------------------------
うーん、なかなか難しい問題ではありますよね。
雇用者側の心情で考えれば、そんな不当な理由で解雇なんて絶対に納得いかないですよね。
ましてや今の時代、「男性の育児参加は当たり前」とすら言われていますし、実際街に出かければそこら中で子供の世話をしているイクメンさん達を見かけることが出来ます。
こういった育児に熱心な父親達も、決して仕事をおざなりにしているつもりは無いはずです。
「仕事と家庭、両方大切にしたい(ワーク・ライフ・バランス)」という考えを持つ、理想的な父親のはずなのです。
そんな父親がリストラのターゲットだなんて・・・寒い時代です。
ちなみに、記事の原文にも書いてありますが、育児休業の取得等で不利益を被った場合、「育児介護休業法」という法律に違反しますので、裁判で訴えれば勝てる可能性は高いそうです。
当然といえば当然ですよね。
育児介護休業法 第十条事業主は、労働者が育児休業申出をし、又は育児休業をしたことを理由として、当該労働者に対して解雇その他不利益な取扱いをしてはならない。
では、今度は事業者側の心情で考えてみたいと思います。
会社にとって雇用者とは財産であり、決して簡単に手放す(解雇する)様なことはありえません。
経営が悪化し、会社の存続すら危ぶまれるような深刻な事態に陥った時に、最後の手段として行われるのがリストラ(整理解雇)です。
「では誰を解雇するのか」という問題は、おそらく事業者側にとっても頭の痛いところでしょう。
何せ同じ職場の仲間の人生を左右する話ですからね・・・
それでも結局は「誰かを解雇しなければならない」のですから、やはり最終的には「どれだけ会社に貢献してくれる人材か」というのが一番の判断材料となるでしょう。
要は、育児どうこうの話ではなく「会社に貢献する人材かどうか」がポイントなのです!
イクメンは、少しでも長く育児や家事できる時間を確保するために、なるべく残業を少なくして、周囲がまだ仕事をしている中、そそくさと帰宅します。(私もそうするよう心がけています)
この時、他の人とまったく同じ仕事のペースで、仕事合間の小休憩もしっかり取り、誰よりも早く帰宅しているのでは、会社にとって「不要な人材」という印象を持たれてしまうのは仕方がないと思います。
早く家に帰るのならば、少ない時間でも他の人と同じ、いやそれ以上の仕事量をこなすつもりで、努力すべきです。
そうすれば、絶対に「不要な人材」なんて思われることはありません!
むしろ、会社にとっては定時で帰ってくれる人の方が残業代も削減できるので、「貢献してくれる人材」となるはず。
長くなりましたが、私が言いたかったのは・・・
イクメンにとって大事なのは「早く家に帰って家事・育児参加すること」だけではない。
仕事においても、他人よりも効率よく仕事を進めるよう努力すべきである。
これを両立出来てこその「ライフ・ワーク・バランス」であり、真のイクメンだと思う!
ということです。
あ!偉そうなこと言ってますけど、私自身は全然実践できてないんですけどね(苦笑)
これからも、こういうイクメンを目指して日々頑張ろうと思います!
0 件のコメント:
コメントを投稿