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2016/02/21

その日、父ちゃんは出産を覚悟した

こんばんは。

一週間というのは本当にあっという間ですね。

先週末から今日までのほんの一週間にも、ブログのネタに出来そうな話題が沢山ありましたが、今日はその中でも一番ホットな話を日記に残しておきたいと思います。


先週木曜日、第三子妊娠中の嫁さんがめでたく37週0日目を迎えました。

いわゆる正産期ってやつですね。


前々回の記事でも産院の先生から『「今生まれてきても大丈夫」とお墨付きを頂いた』なんて話も書きましたが、やはり37週は越えて欲しいという気持ちもあったので一安心しました。


朝食時には嫁さんと正産期の喜びと安堵感を分かち合いつつ、いつも通りに出社した私。


バタバタと午前中の仕事を終え、毎日の日課となっている昼一の嫁さんへの電話をかけます。


「もしもし。今日は体調どんなかな?」


私のいつも通りの電話始めの一言。
この問に対するいつもの嫁さんの回答はもちろん「今日も大丈夫だよ」なのですが・・・


「実はさっきからちょっとお腹が痛くて・・・」


あきらかにいつもとは違う、苦しそうな弱々しい声。

「かなり痛みを感じている」と一瞬で察しました。


「普通の腹痛かもしれないし、陣痛かどうかが分からない」


嫁さんの方も突然の痛みに戸惑っている様子で、取り敢えずトイレに行ってみると言うので一旦電話を切り、お弁当をそそくさと食べながら連絡を待ちます。


ようやく嫁さんから電話がかかってきて話してみると、


「産院にも相談してみたら、陣痛始まってるかもしれないから病院に行くことになった。私と次男はタクシーで病院に向かうから、帰ってきて」


とのこと。


まさかの本日出産ムード!?


予定日よりも4週間早いだけに全然気持ちと仕事の整理がついていない私でしたが、ゆっくりしている場合ではないのですぐに上司に状況報告し、その日は午後半休を取得して会社を出ました。


最寄り駅でタクシーに乗り、自宅まで向かう私。


途中嫁さんから「子宮はまだそんな開いていないからすぐには大丈夫」「陣痛が不規則」といった情報も送られてきますが・・・


思考回路はショート寸前!
今すぐ(嫁さんと赤ちゃんに)会いたいよ!


的な状態で、もう心のなかでは本日出産を覚悟しました。

しかもこういう時に限ってどうでもいいことばかり考えてしまって、


「2月18日って何かの日だったっけ?」

とか

「2月といえばおばあちゃんと甥っ子2人の誕生月だけど2月生まれがまた一人増えるな」


みたいな事ばかり頭に入ってくるんですよね。

でも何とかその辺りの雑念を振り払い、家についてからの行動予定を整理しました。


①実家の親に産後ヘルプの準備をしてもらうよう連絡する

②財布と子供の着替えとカメラとビデオカメラ(誕生シーン撮影用)をカバンに入れる

③幼稚園に電話して事情説明したあと車で長男を迎えに行く

④長男を連れてコンビニで次男の昼ごはんを買いに行く

⑤嫁さんと次男の待つ病院へ


カメラとビデオカメラの事にまで気が回せた自分に「よし!冴えてるぞ」と感心しながらも、淡々と予定をこなしていく私。


幼稚園に迎えに行くと、長男くんは「なんで今日はお父さんが迎えに来てるの~?」みたいな感じでいまいち状況が掴めていない様子でしたが、「とうとう妹ちゃんが生まれるかもしれないから病院に行くよ!」と言うと何とか分かってくれたような、やっぱり分かっていないような。


コンビニで次男くんの昼飯を探すものの、期待していたおにぎり類が殆ど無く、仕方なく「唐揚げ」と「だし巻き卵弁当」みたいなのを買って行きました。


そして、もうすぐ産院に到着するところで、嫁さんからのメッセージが届きました。


「4時まで待機して陣痛こなかったら帰ることになりました」

「お腹はよく張るけど、痛みはじゃっかん引いてる気もする」


ここに来てようやく頭が落ち着いてきました。


あれ?これはもしかすると今日生まれない可能性大?


産院に到着して嫁さんの様子を見ると、心配は安心へと変わっていきました。


そこには次男くんをキッズスペースで遊ばせながらそばで見守っている嫁さんの姿がありました。


私も上2人の出産を見てきたので、本当の陣痛が始まった時の嫁さんがどのような状況になるかはよく知っています。
詳しく聞かずとも痛みの方はだいぶ落ち着いたんだなと理解できました。


その後待機室の方へ移動し、次男くんに昼ごはんを食べさせますが、2時間も元気溢れる男児2人をこの狭い空間で留めさせるのは不可能なので、子供達を連れて隣りにある公園に遊びに行くことにしました。


長男&次男「イヤッホゥ!こ・う・え・ん~♪」


小さいながらもちょっとした遊具もあって、そこそこ遊べましたが、さすがに1時間が限界でした。

長男がお茶を飲みたいというので嫁さんの待つ待機室に戻ると、嫁さんの方もすっかり痛みも治まってきた感じとのこと。


経産婦ということもあり、当初産院の先生からは「このまま入院してみる?」という話もあったそうなのですが、嫁さんの方もこのまま待っても産まれる気がしないとのことだったので、産院の方に相談して帰らせてもらうことにしました。


そして、その後も強い痛みは再発することなく、今日に至っております。


ちょうど今日は定期健診日だったので、朝から4人で産院に行ってきました。

子供達は家から持ってきたトミカの取り合いでケンカしていました。

長男「マックイーン(カーズ)のトミカ貸してくれよ~(泣)」
次男「やだよ」


そんな二人を眺めつつ嫁さんの健診が終わるのを待っていると、早々に嫁さんが戻ってきました。

どうやら体の出産準備の方は先週からそこまで進んでいなかったようで、


「何だかんだで予定日まで産まれそうにないね~」


なんて言いながら二人で苦笑いでした。

まぁ予定日まではあと3週間ちょっとあるので、気長に待ちたいと思います(笑)



そういえば、長男くんも次男くんも私が出産に立ち会うことが出来たのは本当にラッキーでした。


長男くんは、里帰り出産だったため半ば立会は諦めていたにも関わらず、私が仕事休みの日に嫁さんの実家に帰省したその日の深夜に破水し、出産。

次男くんは、年末年始の連休中に陣痛が始まり、会社は休みですが長男が家にいる状態だったものの、最初の陣痛が一旦収まったので実家の母がヘルプに来てくれるのが間に合い、長男くんを母に見てもらっている間に、出産。


次回もできれば立ち会いたいと思っていますが、立ち会える条件は

①次男くんの時のように、陣痛開始から産まれるまでの時間が長い

②次男くんが一時保育、長男くんが幼稚園に行っている

のどちらかなので、うまくタイミングが合うといいなと願っています。


最後に写真もう一枚。

昼から暇だったので子供達連れて3人で阪神競馬場の公園に遊びに行ってきました。


いつも家にいるとケンカの多い二人ですが、外に出ると結構仲良く遊んでくれていて、一安心。
楽しいひとときでした。




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